天皇賞(春)枠順確定〜穴馬はこれで決まり!?〜
本日、天皇賞(春)の枠順が確定しましたが、なんとも予想が難しい枠順になりましたね。。。
素直に枠で予想をするか、騎手で予想をするか、展開から読んでいくか、、、
ひとまず、周知のことなので載せるまでもないかもしれませんが、枠順をご紹介いたします。
天皇賞(春)2016年 枠順
①1キタサンブラック 58武 豊
①2トゥインクル 58勝 浦
②3カレンミロティック 58池 添
②4トーセンレーヴ 58武 幸
③5フェイムゲーム 58H・ボウマン
③6アドマイヤデウス 58岩 田
④7ファタモルガーナ 58内 田
④8シュヴァルグラン 58福 永
⑤9トーホウジャッカル 58酒 井
⑤10アルバート 58C・ルメール
⑥11タンタアレグリア 58蛯 名
⑥12ヤマニンボワラクテ 58丸 山
⑦13マイネルメダリスト 58柴田大
⑦14サトノノブレス 58和 田
⑦15サウンズオブアース 58藤岡佑
⑧16ファントムライト 58三 浦
⑧17ゴールドアクター 58吉田隼
⑧18レーヴミストラル 58川 田
(◯数字は枠番)
まず、予想オッズ1番人気のゴールドアクターは大外8枠17番、2番人気キタサンブラックは大内1枠1番と見事に真逆の枠に入りました。
枠だけで見ると、ゴールドアクターには辛い位置になりましたね。
ゴールドアクターの8枠で1着を取ったのは1回のみ。(2008年アドマイヤジュピタ)
ただし、14頭立ての8枠14番のため、今回のゴールドアクターとはまた違った状況。となると、ここは軸には選びづらいデータです。
ゴールドアクターを嫌いたくなる理由はもうひとつあります。
それは過去10年で1番人気が1度しか勝っていないことです。勝ったのは10年前のディープインパクトのみ。3着以内で見ても、[1-0-1-8]と成績があまり良くないです。
もちろん、1番人気だから成績が良くないと単純に見るわけではなく、「長距離不向き」、「4コーナー後方」などなど他の要因があっての結果です。
一方、1枠1番のキタサンブラックはどうでしょうか。
枠で見ると、[4-1-2-12]と圧倒的に好成績。去年の勝ち馬ゴールドシップも1枠1番からでしたので、1枠に入れたことはとてもプラス要素です。
天皇賞を比較する際、長距離レースの菊花賞(芝3000m)が挙げられるが、キタサンブラックは前年の菊花賞馬でもある。去年はというと、菊花賞馬のトーホウジャッカル、3着のゴールドアクターは出走せず、2着のサウンズオブアースは8枠15番に入り9着の結果となっております。
ただ、個人的にはキタサンブラックが勝つとは断言できないです。もちろん強い馬なので、3着以内は堅いとは思います!
こんなにプラス要素があるのに?と思われる方が大半かと思いますが、1点気になることがあります。
[2015年]
12.7-11.1-11.6-12.3-12.5-13.1-13.7-13.7-11.8-12.1-12.0-11.9-11.6-12.2-11.6
[2014年]
13.0-12.0-12.0-12.0-11.9-11.7-12.4-12.5-12.3-12.4-12.2-11.7-11.7-11.6-11.6
2014年と比較した際に赤文字のタイムに注目してください。
1000m〜1400m地点ですが、圧倒的に中盤がスローペースのレース展開でした。
キタサンブラックは2枠4番の好枠に位置していたため、ずっと内枠にて足を溜めて、最後の3Fでラチ沿いを抜け出しクビ差でリアルスティールを差し切り勝ち。
今回の天皇賞(春)が中盤スローペースになるか、というとならないでしょう。
また、菊花賞は長距離の名手とも言える北村宏司が鞍上で見事な立ち回りでしたが、今回は武豊へ変更。天皇賞(春)は歴代1位の6勝を挙げており、前走産経大阪杯を2着と好走したペアである。
が、今回はカレンミロティックがハナを切っていくと予想される中、先行争いをすれば最後の直線で息が切れるはず。後方からの競馬をして最後の直線で決める脚があるかというと、正直ないと思う。
血統を見ても、父ブラックタイド、母シュガーハート、母父サクラバクシンオーと短中距離向きであるため、立ち回り勝負で今まで勝ってきたが今回はちょっと厳しいと判断したい。
ここまで上位2頭について書いてきましたが、ではどの馬を軸にするのか、ということになりますが、
フェイムゲーム
を推したいと思います。
理由は3つ
①昨年の天皇賞(春)
昨年は勝ち馬ゴールドシップが残り1200m(上り坂が始まる位置)からスパートをかけスタミナ勝負になったが、その中上がり34.5の末脚で最終コーナー10番目の位置から2着。今回はスタミナ勝負よりも最終コーナー回った400mの直線勝負になるはず。昨年同様の末脚を見せてくれることに期待したい。
②鞍上強化
前走ダイヤモンドSは鞍上三浦皇成で出遅れて2着も2着。昨年は長距離名手の北村宏司だったが、今回はオーストラリアNo.1ジョッキーの呼び声高いG140勝あげるH.ボウマンに変更はプラス要因
③血統
過去5年の3着以内馬15頭のうち12頭は父がサンデーサイレンス系。特に父ハーツクライは4頭、父ステイゴールド3頭とステイゴールド産駒、ハーツクライ産駒の複勝率は高い。
以上のことから、フェイムゲームを推したいと思います。
最終予想は前日にまた上げますが、トゥインクル、タンタアレグリア、シュヴァルグランも気になっています。大穴はカレンミロティックでしょうか。
ちょっと時間があるので、気になる3頭も軽く説明。
・トゥインクル
枠:好成績の1枠
血統:父ステイゴールド(直近3年の勝ち馬は全てステイゴールド)
▼マイナス要因:斤量58kg(初)
・タンタアレグリア
騎手:蛯名 過去5年の天皇賞(春)成績[2-0-1-1](2勝はフェノーメノ)
前走:阪神大賞典2着 過去10年の成績[4-0-3-48]
枠:複勝率は2番目に高い6枠(30.0%)
▼マイナス要因:今走、前走と外廐ナシ
・シュヴァルグラン
枠:勝率2番目の4枠(10.0%)
血統:父ステイゴールド
前走:阪神大賞典2着 過去10年の成績[4-0-3-48]
▼マイナス要因:今走外廐ナシ、前走-10kgの疲労残り不安
あくまでも現在の予想なので前日までに予想の変更の可能性はあります!
最終予想はメルマガにて配信予定です。
では、明日から3連休を楽しく過ごしてくださいませ!